図書室のキリギリス
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    突然、夫がいなくなった。
    3年も帰りを待ち続けた詩織だが、生活のためと親友の紹介もあって学校の図書室で働くことを決意。
    本好きな彼女は物に込められた人の想いを読みとる能力があり、仕事は適任で遣り甲斐もあった。
    仕事に没頭していく詩織。生徒たちとの距離も縮まったが、その中で突然退職した前任者の謎や、何も言わずに消えた夫の謎などが絡んでくる。



    物に込められた人の気持ちが読めるという特殊能力はあまり関係ないような気がしました。
    それがなくてもこの物語は、過去と決別して一歩踏み出した女性の生き方をちゃんと見せてくれてます。
    本を好きになってもらおうと生徒たちに働きかけるところが私は大好き。
    こんな人が図書室にいたらもっともっと本好きになって、本を深く知ることが出来ただろうにと思ってしまいます。
    もちろん、今からでも遅くはないと思いますが、多感な年ごろの本の読み方ってその後の人生を変えるくらいの影響力があると思うので。
    詩織を囲んで、本が好きになった生徒たちの縁ってとても素敵でした。

    posted by: 黒猫 | 読書・絵本の感想 | 07:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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