ひまわりと仔犬の7日間
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    保健所に母犬と仔犬が収容された。
    他の野犬と違い、子どもたちを懸命に守ろうとする母犬。
    凶暴な犬だと思う職員もいたが、二人の子供をもつ動物好きの神埼はその姿に心打たれ、何とか里親を探そうと奔走する。
    だが命の期限は刻一刻と過ぎて行き、母犬の信頼を勝ち取れないままその時が来てしまう。
    一体、この母犬にどんな歴史があったのか。
    神埼は想像した。そしてこの犬と心を通わせたいと願った。
    その願いが奇跡を起こす―――――


    かつて、人に愛され可愛がられていた犬、―――――のハズなのに当の飼い主によって保健所に持ち込まれる犬は後を絶ちません。

    老いたから、大きくなったから、病気をしたから、煩いから。
    そんな理由で捨てる身勝手な人間。
    あなたたちは、『老いた時、成長した時、病気をしたとき、口うるさく言った時』育てた子供や親に捨てられても納得するのですか?

    引っ越すから、結婚するから、流行りじゃなくなったから。
    そんな理由で捨てる薄情な人間。
    あなたたちは、『顔が好みじゃなくなったから、新しい恋人が欲しいから、若い子がいいから』と、恋人や家族に見捨てられても理解を示すのですか?

    私にはまったく分かりません。

    この作品の中にも目を覆いたくなるような、胸をかきむしりたくなるような現実が描かれてます。もちろん、直接的な表現ではありませんが。。。。

    保健所から犬を引き取って育てて下さい、なんて言えません。
    好みもあるし、心に余裕がなければ、問題行動が起った時に対処できないから。
    けれど、保健所に行く犬をなくすことは出来るハズです。

    今いる子を最期まで面倒みる。
    育てられない仔犬は産ませないようにする。

    たったこれだけでいいのです。
    そして、自分が年老いたら犬を飼わない。

    冒頭、老夫婦が仔犬を可愛がり、けれどおばあさんがなくなっておじいさんが施設に行かなければならないというシーンで、深く考えさせられました。

    自分が居なくなった時のことまで考えられる。そんな人に動物を飼う資格があるのだと。。。
    でも、出来れば、年老いても亡くなっても愛犬愛猫が命を全うできる施設が欲しい。
    後を託せる施設があれば、(もちろん、その時には飼い主の資格が問われるようになると思いますが)寂しい思いをする人がいなくなると思います。
    犬を飼うことが年をとってからの健康によい影響を与えることは実証されているのですから。

    この映画は実話を元に描かれてます。
    全国の保健所がここを見習って里親制度を充実させられるように祈ってます。

    posted by: 黒猫 | 洋画・邦画の感想 | 07:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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