おいべっさんと不思議な母子
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    小学校に不思議な転校生がやってきた。
    まるで戦時中のような格好をした少年・寅之助。
    彼はその風貌と、時代がかったものの言い方から、クラスでいじられる存在になるが、彼の堂々たる生き方は次第に子どもたちの尊敬と信頼を集めることに。
    そのことで、それまでは表にでなかった歪みも発覚。
    保護者との板挟みで悩むようになった担任・博史は、思春期の娘との関係でも問題を抱えていた。

    家庭と職場の両方でトラプルが起こる中、寅之助の母親から発せられた一言に刺激を受けた博史は、教師としての在り方を問うようになった。


    みんなと同じでなければいじめられる。みんなと同じにしていても生きにくい。
    いつの時代でも学校という狭い世界にいる子供たちの悩みは同じだと思います。

    それに保護者が介入してくれば、教師のストレスは溜まるばかりでしょう。
    他の子はどうでもよくて、自分の子供だけはキチンと見て欲しいと思う親と、傷つくことを恐れる子供、体制に流される教師。
    これではいつまで経っても学校が住みよい場所には変わらないでしょう。

    親は、自分の子も他人の子も同じように叱って褒められるようにならなければいけないし、子供は傷ついても自分の主張を持たなければならないし、教師は冷静に状況を分析して自分の子供だと思って指導していかなければならない。と私は思ってます。

    でも、それを良しとしない人がいれば、実行することは非常に難しく。。。。
    せめて、逃げて隠して誤魔化してれば何とかなると思うような子供にだけはならないで欲しいと願うこのごろ。

    『体と心に傷一つない人生なんて、詰まらない』
    そんな風に思える人は素敵だと思います。

    posted by: 黒猫 | 読書・絵本の感想 | 07:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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