あなたの犬は幸せですか
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    JUGEMテーマ:読書

    幼少期、働く犬たちと共に暮らした経験を持つ筆者は、アメリカに渡り、ドックセラピーとして活躍。
    一般に飼われている犬だけでなく収容所にいた犬たちを救いだし新しい飼い主を見つける仕事もしている。

    その中から培われてきた経験と体験を本書に記し、問題行動を起こす犬たちの原因の多くが、飼い主側であると伝えている。


    日本では一カ月の子犬を母犬や兄弟犬から引き離し、ケースに入れて販売している。
    アメリカやその他多くの先進国では、犬はブリーダーとの直接交渉による販売をしている。
    その違いは子犬の教育に大きく影響していると思う。

    まず、人間が犬の社会化をしなければならないから。

    本来なら、親兄弟から教えられる犬社会のルール、それを学ぶ環境を人間が提供しなければならない。
    人間と共に暮らすためのルールを教えるより先にしなければならないことが一つ増えるというのは、かなり大変なこと。

    だから、どうしても専門家の知識と環境を借りなければならなくなるのだけど、少なくともこの本を読めば、自分が気づかない内に侵している間違いを気づくための手がかりを得ることが出来る。

    犬は犬として今を生きている。
    擬人化するのは犬の幸せのためには良くない。
    などなど。

    思わず納得してしまう。けれど、意識を変えるのってけっこう大変。

    だから、これは問題だと思う行動が見え始めた時や、互いに気持ちよく過ごすために必要なことが明確になったときに、本書を手助けにしようと思う。

    専門家じゃない一般の人間に、彼と同じ思考と行動を求めるのはちょっと無理。
    自分で出来そうな、なおかつ納得できる論理だけ取り入れるっていうのもアリかと。

    それに、犬によって個性も色々だから、対応も柔軟にやらないと。

    ただ、今まさに問題行動によって悩まされている方たちには必見!
    自分の意識を変えるために読むのも読書の楽しみです。
    posted by: 黒猫 | 読書・絵本の感想 | 06:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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