あの夏を泳ぐ―――天国の本屋
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    JUGEMテーマ:読書

    泳ぐことに全てを賭けてきた麻子と、運動なら何でもそつなくこなせる朝子。
    二人は反目しあいながらも高校の水泳部でライバルとして切磋琢磨していた。

    数年後、ある事件がきっかけで競技から引退した朝子は、久しぶりにOB会に参加するため、学校へ向かっていた。
    その途中、見知らぬアロハシャツの男に導かれ、不思議な書店に迷い込む。バイトとして無理やり仕事を手伝わされていくうち、忘れかけた高校の頃の思いが甦り始め・・・・。

    一方の朝子も水泳から遠ざかっていたが、突然、高校時代の宝物を渡されて――。


    天国の本屋シリーズ。

    トゲのように刺さってる過去から、一度は目をそらし逃げ出したものの、もう一度向き合うことにした二人。
    性格の違う彼女たちが、水泳を通して互いを認め合えるようになったイキサツには心打たれました。

    目を背けずちゃんと見つめれば、答えは見えてくる。
    生きてるとつい自分に固執して視野が狭くなってしまいがちですが、死んだと思ってやり直すと案外すんなりと問題が解決できるのかもと思う作品。

    普段の生活からちょっと離れることが重要だなと改めて感じました。
    posted by: 黒猫 | 読書・絵本の感想 | 06:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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