叔母さん応援団
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    JUGEMテーマ:読書

    海外を旅してまわった著者が、その体験談をもとに描いた短編集


    前書きの、とある教会に行った時、もっていた荷物全てを寄付させられ、身ぐるみ剥がされそうになった話がとても面白かったです。

    擦り切れたスニーカーを履いたシスターに、『他に欲しいものはないか』と聞くと、『あなたの履いているスニーカー』と答えられ、『裸になっちゃうじゃない』と拒否したという話。

    日本では、人から好意を受けると申し訳ないという気分が先立ちますが、海外では、貰えるものは全部貰う。貰えなさそうでもとりあえず言ってみる、くらいの気概が伺えて逞しいなぁと感心させられました。

    日本で生まれ育つと考えられないようなことでも、海外では当たり前になっている。それが良いとか悪いとかではなく、それが風土というもので、自分の尺度の狭さを思い知らされる作品でした。
    posted by: 黒猫 | 読書・絵本の感想 | 06:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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