クリスマス・キャロル
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    お金持ちなのに強欲で人に優しくすることがなくいつもしかめっ面のクルージー。
    甥にクリスマスパーティに誘ってもらっても追い返すほどのクリスマス嫌い。
    いつものように従業員に嫌みをいいながら仕事を終え、真っ暗い家に帰ると、亡くなった共同経営者・マーレイが不気味な姿で現れた。
    恐怖に慄くクルージーに、マーレイは「3人の精霊が来る」と告げる。
    そして予告通り、過去・現在・未来の自分の姿を見せる精霊が現れ、クルージーは今まで知らなかった周囲の人々の生活を知ることとなった。
    そして―――――。



    実際の人間に演技させて、それをCGにおこした作品。
    とても作りものとは思えないリアルさに驚きました。初めは実写かと目を凝らしたほど。
    ジムキャリーの演技も流石にすばらしい。
    内容はごく普通。人から嫌われている老人が、自分のこれまでと周囲の人々の気持ちを見せられて改心するというもの。
    クリスマスにぴったりの物語だと思います。

    posted by: 黒猫 | アニメ・コミック・ゲームの感想 | 07:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    言の葉の庭
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      雨の朝の午前中は学校をさぼり、日本庭園で靴のスケッチを描くことにしている15歳のタカオは、ある雨の朝、あずまやで年上の女性と知り合った。

      社会人であろう彼女は、自分のことは何一つ明かさない。
      約束もしないまま、雨の日だけ一緒に時を過ごすようになり、カタオは次第にその女性に惹かれていく。

      いつか、彼女に似合う靴を作ることを目標にするが、ひょんなことから彼女の正体を知ってしまい・・・。


      まず、背景の綺麗さに驚きました。
      特に雨の描写がとても素敵。
      リアルで、心情を表していて・・・・。

      謎の女性の苦しい胸の内は、何となく共感できました。

      社会人として自立した生活をしたいのに、怖くて一歩も進めない。
      けれど、頑張ってあがいている。

      また、15歳のタカオが自分の夢に向き合おうとあがいている姿も、かつての自分の姿と重なり、エールを送りたくなります。

      15歳の夢は夢のまま終わるかもしれない。
      でも、ちゃんと向き合えば何らかの答えが出る。

      そんな二人の心が繋がっているとってもピュアなラブストーリー。
      ゆっくりとした時間が流れていきました。
      posted by: 黒猫 | アニメ・コミック・ゲームの感想 | 07:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      サーバメント×サービス
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        市役所を舞台に、そこで働く人たちのほんわかとした物語を描く。


        高津カリノ原作、お仕事4コマ漫画をアニメ化。

        お役所仕事。それは『仕事が遅い』の代名詞。
        このアニメの中でもそれほどがむしゃらに仕事に打ち込んでる人は描かれてません。
        むしろ、サボッてる印象すらある。
        それが腹立たしく思わないのは、登場人物の性格がとても面白くて良いということ、そして彼らが誠実に仕事をしているからでしょう。

        公務員ならではの際どく鋭いジョークも入ってるようですが、仕事というものにあまり詳しくないもので私には分かりかねます。

        それでも面白い。
        つぶやくような突っ込みが最高!
        心の言葉に同調して思わずふきだしてしまう面白さ。
        騒がしくて忙しい日常を離れて、旅行するようにのんびりしたい時にオススメのアニメです。
        posted by: 黒猫 | アニメ・コミック・ゲームの感想 | 07:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        風立ちぬ
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          イタリアの設計技師ジャンニ・カプローニを尊敬する少年は、美しい飛行機を作りたいと夢見ていた。
          その夢は震災や恐慌、戦争を経験しても変わらず、ついに念願叶って設計士となり、技術も資源も貧困な日本で、世界一の戦闘機を作ることに成功する。


          これは、田舎に育った少年が、様々な困難を乗り越えて幼いころからの夢を追い続け、愛する人と出会い分かれてなお生き続ける物語。

          ジブリが初めて『大人』へ向けて描いた作品ではないでしょうか。

          急展開も激しい山場も、突きつけられる社会的なテーマもない。
          激動の時代にあって、ただひたすら自分の夢に忠実に生きてきた青年の物語です。

          時には人殺しの飛行機を作ったと糾弾されたこともあったでしょう。
          憎しみの対象であったかもしれない飛行機に、それでも夢を乗せて歩き続けることの困難さ。

          二郎は自分が作る飛行機が人を殺すものであることに対して言い訳も肯定もしてません。
          ただ事実を呑み込んで、時代を恨むことをせず、自分の夢だけを見つめてきた。

          それはある意味、傲慢であるのかもしれませんが、その歴史があるからこそ今の技術があるとも言える。
          根底にはとても難しい事情を含んだストーリーですが、それすらも呑み込んで流れる水のように時間が過ぎていく。

          まるで詩のような作品だと思いました。

          ジブリの作品は感情を色彩や動きなどの視覚によって表現されることが多いですが、今回の作品はその集大成のように、感情が様々な効果によって表現されています。
          それをどう解釈するかは自分次第。

          世代によってさまざまな見方が出る作品だと思います。
          どんなに苦しい時代であっても、夢を見ることと生きることを諦めてはいけない。
          私はそんな風に捉えました。
          posted by: 黒猫 | アニメ・コミック・ゲームの感想 | 07:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          銀河鉄道の夜
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            宮澤賢治の代表作をもとにした長編アニメ。
            父の帰りを待ちながら、病気の母を看病し、学校へ行きながら家計を助けるために働くジョバンニ。
            ある星祭りの日、丘の上で一人星空を眺めていると、いきなり辺りが明るくなり、空から列車がやってきた。
            乗り込んでみると、親友であるカンパネルラもやってきて、二人は星々の旅へと出かけるのだった。

            初め、キャラクターが猫であることに違和感を覚えましたが、そんなことはすぐに忘れてしまうほど、宮澤さんの優しくて不思議で幻想的な世界にとっぷりと浸ってしまいました。
            原作はもちろん名作ですが、この作品もとても素晴らしいと思います。
            彼らの後ろ姿を見ると、つい、我が家のワンコたちの後ろ姿と重なって笑ってしまいますが・・・・(=^・^=)
            posted by: 黒猫 | アニメ・コミック・ゲームの感想 | 07:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            銀の匙
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              家を出て遠くの大学に行きたい。
              そんな動機で選んだのは、大蝦夷農業高校。
              ところがクラスメートは将来を見据え、目標に向かって進んでいる者たちばかりで、勉強しかしてこなかった八軒は戸惑うばかり。

              それでも実習で動物たちと触れ合い、命について考えさせられているうちにだんだんと馴染んできて・・・。


              『鋼の錬金術師』が大好きでした。そんな原作者の新しい物語。

              泥と糞と汗にまみれた命。その輝き、尊さ。食に対する考え方。人間の傲慢さと優しさ。
              色んなことが心に積み重なっていく素晴らしい作品です。

              子供だけでなく大人にも見てもらいたい。

              今だからこそ、命について、食べ物について、生物について学ぶよい機会だなと感じます。

              生きている限り決して避けられない、理想と現実。目を背けてはいけない、生と死。
              これを見たら、いい加減に生きてはいけないと改めて感じさせられました。
              posted by: 黒猫 | アニメ・コミック・ゲームの感想 | 07:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              おおかみこどもの雨と雪
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                大学生の花は、ある日校内で狼男の彼と出会った。
                不思議な糸に導かれるように恋をし、結婚して二人の子供を授かるが、幸せな時は短く、まだ幼い子を残して父親が亡くなってしまう。

                失意に暮れる花。だが子供たちを守らなければならない。
                不安定に、人間になったり狼になったりする子供たちを育てるため、花人目に付きにくい田舎へと引っ越しを決意する。
                将来子供たちが、人間か狼のどちらでも選べるように。。。

                活発でお転婆な長女の雪はすぐ環境に馴染んだが、病気がちで内気な雨はなかなか馴染めない。
                そんな子供たちを温かく見守る花。

                そして変化はゆっくりと、だが確実に訪れる。


                『時をかける少女』や『サマーウォーズ』を手掛けた映画監督、細田守の作品。

                急激な物語の展開や、派手な演出はない。けれど、じっくりと描かれた世界に心を揺さぶられる。
                この物語は、おおかみ人間として成長していく子供たちと、それを見守る母の話だけれど、普通の子育てにも通ずるところが沢山あった。

                感嘆したのは花の心の持ちよう。
                部屋をめちゃくちゃに荒らされても、野菜作りが上手くいかなくても、イライラして子供たちに当たったり怒鳴ったりすることがない。
                それはすごい精神力だと思う。

                地域との関わり方も素晴らしい。
                オオカミ人間という特殊な子どもを持ってしまったら、いかにして隠そうかと苦心する。
                けれど花は、必要以上に子どもたちを拘束したりしない。
                学校にも行かせるし、近所付き合いもちゃんとする。

                心配はあるだろうけど、信じてる。

                そんな彼女に育てられた雪と雨は、ちゃんと自分たちの未来を自分の手で切り開いていった。
                まさにこれが子育てだな、とそう感じた素敵な作品。
                posted by: 黒猫 | アニメ・コミック・ゲームの感想 | 07:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |