プラチナ・データ
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    全国民を遺伝子レベルで登録・管理するシステムが開発された。
    これにより犯罪者を早期に逮捕でき、冤罪もなくなるという夢のシステム。
    警察庁の特殊解析研究所に所属する天才科学者・神楽龍平は、DNA捜査の重要関係者を狙った連続殺人事件を担当することになったが、システムを使用して解析した結果、神楽自身が犯人だとコンピュータに告げられる。
    身に覚えのない彼は逃亡を決意。真実を突き止めるため、警察の手をかいくぐり走り出した。


    警察との攻防は緊迫感あり。見ごたえがありましたが、出来ればその部分を削って心理戦とか入れてもらえたら面白いのになーと思わないでもありません。
    二重人格だった神楽と、システム開発協力者の女性との過去が物語に奥行きを与えていて、ちょっぴり切ない気持ちです。
    科学的な捜査は大賛成ですが、システムを作るのも使用するのも人間で、ケアレスミスは必ずあるということを念頭に置いてほしいとつくづく思います。
    何でも過信って怖いですね。
    今、DNA鑑定で親子判断される方が増えてるみたいですが、鑑定は白黒つけるものではなく、あくまでも可能性のひとつだと考えてやった方がいいような気がします。
    まだ、完全に解析されていない部分もあるでしょうし、将来的に実は間違ってたってこともないとは言えませんから。

    posted by: 黒猫 | 洋画・邦画の感想 | 08:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    すーちゃん まいちゃん さわ子さん
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      益田ミリの四コマ漫画「すーちゃん」の実写化。
      料理好きでカフェ勤務歴十数年、のんびり屋さんのすーちゃんと、職場で便利屋のように使われているまいちゃんと、祖母の介護を母親と頑張っているさわ子さん。
      休日に三人で過ごす食事会を楽しみにしているごく普通の女性が、ふと立ち止まり不安になったり前を向いて頑張ったり、ちょこっとの幸せを求めて夢を見ながら歩いている作品。


      すごく共感できる作品でした。
      それぞれが歩いてきた別々の道。そこには誰もが抱える問題や不安があって、間違いとか失敗とか裏切りとかに挫けそうになりながらそれでも前を向こうと顔を上げる三人にエールを送りたくなります。
      誰かに自分を重ねて「みんな同じなんだ。頑張ろう」って思える。そんなストーリーでした。

      posted by: 黒猫 | 洋画・邦画の感想 | 07:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      図書館戦争
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        国家が思想的に好ましくないと思われる書物やマスコミを弾圧している時代。火器使用も辞さない良化委員の暴力行為に対抗すべく設立されたのは図書館の武装館員。
        表現の自由を守るべく戦う彼らの物語。



        有川浩さん原作を実写化。
        アニメ化もされていて人気のあるシリーズで、私も大好きなのでつい辛口になってしまいます。
        割り引いて読んでいただきたいのですが、おおむねキャスティングは問題なかったです。
        細かいことを言えば、何故重要人物が亡くなっているのかとか、あの人はもう少しゴツイ方がいいのにとか思いましたが、それでも皆さんハマっていたように思います。

        あれだけの長いシリーズをよくまとめたなというのが内容の印象。
        原作を知らずに見たひとが分かるかどうかは微妙ですが、それでも物語はちゃんと追えると思うので、良いと思います。

        絡めた恋愛も甘くなりすぎず、テーマがちゃんと『表現の自由を守る』ということに沿ってましたので、原作に近いかなと。
        原作ファンとしては納得できる作品でした。

        posted by: 黒猫 | 洋画・邦画の感想 | 07:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        永遠の0
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          作品の内容と原作の感想は『こちら』で公開してます。


          とても深く感動した作品の映画化。
          見たかったけどそれはレンタルでもいいんじゃないかと思ってました。
          ところが、映画館での映像は圧巻で、行って良かったと心から感動。
          戦闘シーンはもちろんですが、人の魂の叫びが心を揺さぶり、何度も涙してしまいました。

          観賞年齢が異様に高かった映画館。
          あちらこちらで鼻をすする音が。
          私の隣に座った女性は、ことあるごとに「うん」とか「そう」とか小さな相槌。
          きっと当時を思い出して共感してらしたのでしょう。
          自分の知らない時代のことに、羨ましいと思いつつでも分からないままが幸せだと思ってみたり・・・。


          国家が人の命を爆弾に変えた時代。
          憤りを通り越して恐怖に震えてしまいますが、当時の人の何と清かったことか。
          生きること、愛すること、色んなものへの想いが真摯です。
          その言葉ひとつひとつが胸に迫りました。

          ベテランさんの演技力も圧巻です。その迫力に気圧されてしまいました。
          そして岡田くん。彼の演技も真に迫って胸を打ちます。
          最後に音楽が流れて様々な人の想いが浮かんでは消え、その静かなエンディングがいつまでも体の中に残りました。

          未来に気持ちを残して散って行った、逝かなければならなかった人たちの想いを今一度受け止めて、ちゃんと生きようとそう思う作品でした。
          posted by: 黒猫 | 洋画・邦画の感想 | 07:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          きいろいゾウ
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            ツマは幼いころ病室で、病気が治るように月に向かって願い事をした。
            お陰で健康になったが、それ以降、動植物の声が聞こえるようになってしまった。
            ムコさんは大好きだった親戚のおばさんを自殺という形で失い、止められなかった自分を責めていた。
            その後、おばさんにそっくりな人妻と出会い、密かに恋をして、彼女のために背中に彫り物をした。
            そんな二人は出会ってすぐに結婚。互いに秘密を抱えたまま表面上は穏やかな暮らしをしていた。
            けれど小さな秘密は次第に大きな影となって・・・・。



            西加奈子さんの小説を映画化。
            原作を読んでいないので比べることはできませんが、静かに流れる出来ごとが一つ一つ降り積もる雪のように感じられる作品だと思いました。
            秘密を打ち明けられない二人のもどかしさと不安定さが胸に痛い。
            特に、特殊な能力をもってしまったツマが、別の人に心を奪われているようなムコさんに向ける嫉妬と苛立ちと悲しさ。
            洗いものをしようとするシーンでの二人のやり取りは、一歩間違えば狂気になってしまう危うさを秘めた緊迫の場面でした。
            純粋ゆえに袋小路に入り込んでしまった二人。けれどムコさんの心が誠実にツマの元にあることが嬉しかった。
            誰しも少しくらいの隠し事はあるのでしょうが、全てを明らかにするのが良いのか、それとも分かっていても秘めておくのが良いのか、考えさせられました。

            posted by: 黒猫 | 洋画・邦画の感想 | 08:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            サンタクローズ
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              サンタクロースを信じてる息子・チャーリーのために、サンタはいると断言した父親のスコット・カルヴィン。
              本音はそんなおとぎ話信じてなかったが、クリマスマの夜、自宅の屋根からサンタが落ちてきたのを目撃。彼からサンタの役目を引き継ぐことになり、息子の信頼と尊敬を勝ち取ることに。
              見た目もサンタらしくなっていくスコットに周囲は不審の目を向け始めるが・・・・。



              体型が変わり、性格まで変わっていくスコットが滑稽で楽しかったです。
              内容は薄いですが、親子で見れる映画だと思います。

              posted by: 黒猫 | 洋画・邦画の感想 | 08:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              ひまわりと仔犬の7日間
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                保健所に母犬と仔犬が収容された。
                他の野犬と違い、子どもたちを懸命に守ろうとする母犬。
                凶暴な犬だと思う職員もいたが、二人の子供をもつ動物好きの神埼はその姿に心打たれ、何とか里親を探そうと奔走する。
                だが命の期限は刻一刻と過ぎて行き、母犬の信頼を勝ち取れないままその時が来てしまう。
                一体、この母犬にどんな歴史があったのか。
                神埼は想像した。そしてこの犬と心を通わせたいと願った。
                その願いが奇跡を起こす―――――


                かつて、人に愛され可愛がられていた犬、―――――のハズなのに当の飼い主によって保健所に持ち込まれる犬は後を絶ちません。

                老いたから、大きくなったから、病気をしたから、煩いから。
                そんな理由で捨てる身勝手な人間。
                あなたたちは、『老いた時、成長した時、病気をしたとき、口うるさく言った時』育てた子供や親に捨てられても納得するのですか?

                引っ越すから、結婚するから、流行りじゃなくなったから。
                そんな理由で捨てる薄情な人間。
                あなたたちは、『顔が好みじゃなくなったから、新しい恋人が欲しいから、若い子がいいから』と、恋人や家族に見捨てられても理解を示すのですか?

                私にはまったく分かりません。

                この作品の中にも目を覆いたくなるような、胸をかきむしりたくなるような現実が描かれてます。もちろん、直接的な表現ではありませんが。。。。

                保健所から犬を引き取って育てて下さい、なんて言えません。
                好みもあるし、心に余裕がなければ、問題行動が起った時に対処できないから。
                けれど、保健所に行く犬をなくすことは出来るハズです。

                今いる子を最期まで面倒みる。
                育てられない仔犬は産ませないようにする。

                たったこれだけでいいのです。
                そして、自分が年老いたら犬を飼わない。

                冒頭、老夫婦が仔犬を可愛がり、けれどおばあさんがなくなっておじいさんが施設に行かなければならないというシーンで、深く考えさせられました。

                自分が居なくなった時のことまで考えられる。そんな人に動物を飼う資格があるのだと。。。
                でも、出来れば、年老いても亡くなっても愛犬愛猫が命を全うできる施設が欲しい。
                後を託せる施設があれば、(もちろん、その時には飼い主の資格が問われるようになると思いますが)寂しい思いをする人がいなくなると思います。
                犬を飼うことが年をとってからの健康によい影響を与えることは実証されているのですから。

                この映画は実話を元に描かれてます。
                全国の保健所がここを見習って里親制度を充実させられるように祈ってます。

                posted by: 黒猫 | 洋画・邦画の感想 | 07:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |